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”市街戦”(紫外線)から目を守れ (2008年5月12日) 中日新聞
”反射紫外線”があなたの目を狙う。都会のオフィス街では、直射日光が少なくても、ビルや路面の反射により目はあらゆる角度から有害な紫外線を浴びている恐れのあることが、金沢医大と医療品メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソンの共同調査で分かった。
紫外線は視力低下を引き起こす「白内障」や「翼状片」の原因となる。同大の佐々木洋教授(眼科学)は「オフィス街では上からの紫外線を防ぐだけでは不十分。反射や散乱光が強く、日傘の効果は小さい」と指摘。サングラスやUV(紫外線)カットのコンタクトレンズが有効と言う。
調査は昨年千代田区のオフィスビル前に、目の部分に紫外線センサーを埋め込んだマネキンを設置。日の出から日没にかけて顔の向きを変えながら、目に入る紫外線量の変化を観測した。
その結果、常に太陽に背を向けていても、目に入る紫外線は太陽に顔を向けた状態の最大60-70%に達した上、朝夕と昼を比較しても目が浴びる紫外線量があまり変化がないことも分かった。
周辺にビルのない金沢医大屋上(床はウレタン張り)の観測だと、太陽に背を向けた時に目が浴びる紫外線は、太陽の方角を向いた場合の平均18%程度。オフィス街ではビルや路面の反射で、顔が向いている方向や時間帯に関係なく紫外線を浴びているとみられる。